最近、ご使用の発電システムの発電量が以前より減っていますか? 数か月前までは、今よりずっと発電量が高かったのではないでしょうか。その原因は、季節の変化が関係している可能性があります。
下の最初の図(図1)は、あるシステムの2012年2月14日午前11時のスクリーンショットです。2番目の図(図2)は、図1と同じシステムの2012年6月27日午前11時のスクリーンショットです。同じシステム、同じ時刻なのに、2番目の図の方が発電量が多いのはなぜでしょうか?
このシステムは、隣に木々があることがわかりました。冬季、太陽が空の低い位置にあるときは、右下のパネルのグループは通常よりも長く日陰になります(この場合、午前11時以降まで)。夏季、太陽が頭上にあるときは、システムが日陰になることはほとんどありません。
3番目の画像(図3)は、2012年10月29日午前11時のスクリーンショットで、太陽の高度が再び下がり始めた時期のものです。ご覧いただくとわかるように、朝は同じように発電量が低くなります。
システムの発電量が低くなったことに気付いたら、年間で発電量の増減の傾向をチェックして確認してください。このように発電量の低下は季節の変化の影響を受けている可能性があります。
図1 - 2月、日陰が多く低い日照条件
図2 - 6月、日陰なし、高い日照条件
図3 - 10月、日陰が多く低い日照条件